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萌えた時に萌えたものを書いたり叫んだりする妄想処。生存確認はついったにて。
30 . April
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25 . October

ついったの凄まじいくまドフTL→作品投下の嵐→滾るううう書いていいですか書かせてもらっていいですか!という流れでやらかしたくまドフ小話です。
ご本家様が凶悪に素敵な猫耳しっぽのドフラの処遇を任されたくまを書いていらっしゃったので、調子こいて続きを書かせて頂いてしまいました。
ご本家様のsallyさんのお話は→【こちら】!
そして「砂遊び」の水無月さんが更に拙作の続き(と言うのもおこがましい…!)を書かれてます→【こちら】!

※注意
くま×ドフラミンゴです
・ご本家様の極道くま×チンピラドフラの設定で書かせて頂いてます
・そのものの描写はありませんが、のっけから腸内洗浄です
・ドフラが猫耳しっぽつき(性的な意味で)
・くまがすごく…Sです…。
・18歳未満のお嬢様はお願いですから閲覧をご遠慮下さい


了解して頂いた方は下からどうぞ。





















 液体が内臓を逆流する感触に、全身が総毛立った。
 けれど、それすら後に続く行程に比べれば、苦のうちにも入らないと、数十分後には思い知らされた。這い蹲らされた体勢で微温湯を注ぎ込まれ、ドフラミンゴはそのまま床に膝と額をつけて、ひたすら耐えるように指示された。床をこめかみで擦る度、はめられた首輪につけられたリードの金具が耳障りな音を立てる。細い革紐はゆるやかに伸びて、今まさに彼の人間性を剥奪している男と彼を繋いでいた。
 腹のなかを攪拌されるような苦痛と、それに伴う排泄の欲求で、床は汗と唾液と呼気の湿り気にまみれた。忍耐の限界に至り、ドフラミンゴは四肢に自由を許されたわけを知る。こんな状況で、目の前の男に楯突くことなどできるわけがない。腰だけを高く掲げ、てのひらに爪を食い込ませて身を縮こめた彼は、威嚇する猫のようだった。無様に鳴る腹を庇うために、身体が無意識にとった姿勢は、どうやら相手の気に入ったらしい。
「限界か」
 弾かれたように、ドフラミンゴは顔を上げた。首を縦に振ることすらぎこちなく、けれど死に物狂いで許しを求める。膝はとうに萎え、ろくに這うこともできない。頼む、と息のような声で懇願すると、くまは浅く頷いた。おおきなてのひらに見合った、長い指を彼へと差し伸べる。
「では、あと十分だ」
 ぐる、と激しく蠕動する下腹を撫で、揃えた指で押されて、ドフラミンゴは鋭く息を吸った。風笛のような音が喉から洩れ、新たな汗が額から噴き出す。無理だ、嘘だろう、耐えられない。感情の読めない目を一心に見つめることで、声にならない悲鳴を伝えた。実際には食いしばった歯の隙間からほそい息をつくのがやっとで、それも時折かちかちとゆるんでは震えていた。
 ドフラミンゴの懇願は届いていたが、全て無言のうちに棄却された。結局彼の総身がしとどに濡れ、くずおれる直前まで、リードが引かれることはなかった。
 はらわたの内に溜まったものを一切合切ぶちまけ、消耗した彼を迎えたのは、充填済の太い注射器だった。それでドフラミンゴは完全に顔色をなくしたが、くまは意に介した様子もなく、一度目と同じ作業をこなした。秒針の進む遅さを呪う責め苦は三度繰り返され、仕上げとばかり散々洗われた粘膜にジェルを注がれた時には、もう意地の欠片すら残っていなかった。
 排出孔でしかない器官を、何か全く異質なものにつくり変えられるのだ、という認識だけは、ぼんやりとあった。



 それが、十日前のことだ。
 住以外の環境が愛玩動物以下に落とされた生活では、ひたすらにカレンダーと時計を意識していなければ、あっという間に時間感覚を失う。冷静にものを考える時間をほとんど与えられない中で、注意力を保つのは酷く難しいことだった。
 それでも、確実に過ぎてゆく時間だけが唯一の希望なのだ。あと何日何時間何分何十秒で解放されるのか、日に数え切れないほど引き算しては、分厚い時の壁に爪を立てる。そうしなければ、本当に気が狂ってしまいそうだった。
「っぐ……ア……ッ、あ、が……っ」
 生殖器の形を模した、しかし標準より明らかに大きな玩具が、孔の入口を拡げながらドフラミンゴのなかに沈んでゆく。注入された粘液が擦れる音だけはそれらしく淫猥でも、彼の顔に滲むのは痛苦だ。
 昨日まで呑み込まされていたものより、一回り大振りな玩具が奥を突いている。好き勝手にうねらされても、どうにか這いずって呼びつけに応じられるまでになったというのに、これでまた身体は振り出しに戻った。正確には馴化の課程を一段階上ったことになるのだが、ドフラミンゴの感覚は割り拓かれる異物感が増した一点に集中する。
「踏みつけられた蛙でも、もう少しましな声で鳴くぞ」
 ぐう、とふざけた飾りの連なる杭を押し込めて、静かな声で男が蔑む。両手首はひとまとめにベッドヘッドに、両足は開いたまま膝の裏に渡された棒に固定されたドフラミンゴには、その狼藉を免れる余地などなかった。
「あ゛…ァ…っ、ちっ…くしょ…っの、ド変態……っ」
 暴言への咎めは、低い振動音でなされた。無機物をいっぱいに頬張った内壁が容赦なく揺すられ、ドフラミンゴの舌が浮く。更に螺旋の軌道を描くようなグラインドが加わると、もう開いたきりの唇から意味のある言葉が生まれることはなかった。
「自分の立場を忘れたのか」
 波紋のない水面のような声音で、くまは話す。およそ怒りや苛立ちとは無縁の穏やかな口調だった。異常な状況が常態化しているこの部屋の中で、その静けさは強く違和感を持つ。関心の乏しいような声を出しておきながら、男は執拗にドフラミンゴを苛む。時折その向こうに、薄暗い獰猛さが見え隠れし、その刹那彼はぞくりと背筋をわななかせる。支配に対する純粋な恐怖が、そこにあった。
「従う意思がないなら、そう言え。すぐに処分してやる」
 空気を求める魚のように、はくはくと無音で喘ぐドフラミンゴの喉を、薄い革の手袋が撫でる。言葉を聞き取るだけの思考力は辛うじて残っているらしく、ちいさく震えた彼は切羽詰まった仕草でかぶりを振った。
 従順な態度を誉めるように、おおきな手は絶えずびくつく身体を滑る。顎の線を辿り、鎖骨の窪みをなぞって尖った胸の先をかすめる。納めた玩具の形を思い知らせるように、ゆったりと腹筋の線を撫でる。圧迫感をやりすごして張りつめている肉には触れずに、内腿へ飛ぶ。
「……っや、ぁあっ、ア、あぁあ……っ!」
 のたうって振動する動きはそのまま、毛皮の根本をずるりと引かれ、また突き入れられて、ドフラミンゴの口の端から唾液があふれる。止めてくれ、おかしくなる、痛い、痛い、苦しい、痛い、こわい、くるしい、だめだ、もう、やめてくれ、おねがい、だから、やめ、
「――――――……!!」
 がしゃん、とベッドヘッドに連結された鎖が鳴った。
 脊椎を貫く性感に声すら出せず、ドフラミンゴは全身を痙攣させて吐精した。
 露出した粘膜がぶれながらぬるい濁りをほとばしらせ、勢いを失ってもなお、玩具の蠢動は止まらない。それどころか捻るように抉る回転を強め、弛緩しかけた内壁を手酷く嬲った。
「いや、だ、も、やめ、あ、あ、あ!」
 立て続けに波が来る。長い、つよい絶頂がドフラミンゴの神経をからめとり、絞めつけて引きずり落とす。視線で縋ったくまの手が、顎にかかって長い舌を掬い出した。ぬめる紅い粘膜を指で挟まれ、やわらかく扱かれる。濡れた上下のうろを同時に弄られ、恐ろしいほどの悦楽に意識が飛ぶ。
 痛みはどこだ。息もつけないほどの苦しさはどこへ行った。ひとかけら残った理性は、ゆがめた男の唇ひとつで粉々に踏み砕かれた。つめたい知性にくるまれた、凶暴な笑み。脳への伝達など抜きに理解した。

 俺の飼い主は、こいつなのだ。

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無題
お初です(`∇´ゞ


読ませて頂きました。

私はドフ鰐が好きで
最近鰐ドフも
いいなぁ~
とドフラ受に
目覚めたのですが
今日本家とこれを見て
熊ドフという
新たな境地に
目覚めました<●><●>


素晴らしい!
クマのS感が
ハンパなく萌える///
あと、ドフラミンゴの
男っぽい喘ぎに爆発///

んもぉ~ どツボです!


あぁー…。
長々とすみませぬ;;


これからも頑張って下さい!

応援しています!

ゆいちー さん / 2012/04/14(Sat) / 編集
Re:無題
コメントありがとうございます!
お返事が大変というレベルではなく遅くなってしまいまして、誠に申し訳ありません。
男らしい喘ぎ声、というお言葉がすごく嬉しいです。
こいつはチンピラだと念じて書いた甲斐がありました。(お前)
現在は主にジャイキリの更新ですが、また気が向かれた時にでも覗きにきてやってくださいませ~。
【2012/10/22 00:23】
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