忍者ブログ
萌えた時に萌えたものを書いたり叫んだりする妄想処。生存確認はついったにて。
16 . May
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

28 . August
ジャイキリです。
緑川×後藤です。えろです。
何がどうしてこうなったのか解りませんが筆が乗りに乗っていました。
後藤さんがあんなに辱めたいキャラなのが悪いんだと思います。


+ご注意+
・無理矢理ではありませんが、合意の上ではありません
・後藤さんが成人男性としてまともな発言をしておりません
・ドリさんがすごく…理不尽です…
・性描写が標準装備のため、18歳未満のお嬢様は閲覧をご遠慮ください


ご注意を読まれた大人のお嬢様は続きからどうぞ。



























※朝痴漢に遭った後藤さんが玩具を突っ込まれ辛うじて逃げたもののそのまま出勤してきちゃってドリさんに異変を感付かれたよ!という前提でお願いします。場所は洗面所の個室です。










「ああ、やっぱり何かあると思ったら」
 その声にぐず、と粘着質な水音が重なる。これ以上ないと言うほど朱の昇った顔に、一層熱が滲むのを感じ、後藤は堅く目を閉じた。壁に手をついて腰を差し出しているので、元より己の痴態が見える体勢ではないが、彼の視界の裏では勝手に状況がシミュレーションされている。
 上は辛うじて乱されてはいないものの、下は完全に露わになっていて、スラックスは下着といっしょくたに足下でわだかまっている。今朝の電車内よりも尚無惨な有様に、今すぐ消え入りたい衝動に駆られるが、言うことを聞かない身体と後ろの男がそれを許さない。
「ずっと中で動いてたんですね。辛かったでしょう」
「……っ」
 額の上あたりを壁に押しつけたまま、後藤は弱く首を振る。何を否定したいのか、自分でも判じかねている。そういう仕草だった。
「後藤さん」
 唐突に声が近くなり、背にべたりと他人の体温がはりつく。スーツの下で後藤の肌がぎくりと震えた。
「そういう反応、痴漢相手にしたでしょう。駄目ですよ、もっと苛めたいと思わせるだけだ」
 言葉の意味が上手く浚えず、訊き返そうとしたところでずるり、と濡れた内臓の終わりが酷く擦られた。脂汗の出るような違和感を残して、モーターを内蔵した悪趣味な玩具が引き抜かれる。
「ッひ、ぃ……っ」
 我ながら情けない悲鳴が洩れた。何を塗りたくられたのかよく解らない孔は未だ潤いを保っていて、相変わらず不快感を訴えている。自分では抜けないそれを引きずりだしてもらうのに、役に立ったのがせめてもの救いかと思う。
「これは何かに包んで捨てましょう。誰かが見たら事ですし」
 第三者の目に触れる可能性を示唆されて、後藤の血の気が引く。既に緑川に露見してこんな有様を晒しているだけでも、羞恥で死んでしまいたいほどなのに、これより最悪の事態が存在することに恐怖する。
「た、のむ、誰にも、この事、は」
「言いませんから、安心してください」
「……すまない」
 文字通り顔向けできず、壁に述べた礼が跳ね返って緑川に届く。スラックスを引き上げようと焦ってわななく指先を、皮の厚いてのひらが握り込んでやんわりと制した。
「なん……っ」
 からっぽになった肉のうろに、同じ粘膜の温度を持った何かが押し当てられた。息を飲んだ後藤が振り返ると、いつもと同じ笑みを浮かべた緑川と視線がかち合う。
「口止め料くらいは、貰っても構わないですかね」
 答えを待たずに、準備の整ってしまっていた孔は、硬質な肉に穿たれた。
「ぃ、っあ、え、みど、りかっ……!」
 何が起こったのか把握できず、目を白黒させる後藤に密着し、緑川は後ろから腕で囲う。その耳に熱の籠った息ごと吹き込む。
「静かに」
 浅くこまかく打ち込みながら、声を抑えるように注意する。場所を思い出し、取り急ぎ自分の手で口を覆うが、送られる腰に連動して単音はぼろぼろとてのひらにこぼれていった。
「や、え、まっ、や、めっ、やめろ、やっ」
「はは、落ち着いて。すぐ終わらせますから」
 鈍く、肉と肉のぶつかる音が響く。他人はおろか、自分でも触れたことのない身体の奥を嬲られる感触に、ようやく後藤は同性間でのセックスに及ばれている自身を認めた。状況に追いついた頭は束の間完全に整頓され、次の瞬間には混乱に渦巻いた。
「なん、何でだ、みっ、や、緑、川…っ」
 噛みしめてはほつれる唇から、調った非難は既に出てこようはずもない。無機物に与えられる性感によって、起ち上がりきってしまっていた前を扱かれると、意味のある言葉を吐くことは最早不可能だった。
「ほら、そういう反応が駄目なんだ」
 急かすように透明な先走りのしたたる肉を煽りながら、緑川が苦笑する。
「言ったでしょう、もっと苛めたくなるって。特に俺みたいな人間はね」
 徐々に深さを増して抽送を繰り返していた肉が、探る動きで内壁をじわりとなする。微妙に角度を変え、何度も何度も。
「! いッ――ぁ…っ!」
 後藤の背がしなり、撓む。緑川との間にできた隙間は、瞬きの間に再び埋まった。腹の裏側、臍の下あたりを粘膜で突き込まれて、感情によらぬ反射的な涙が薄くまなじりに滲む。
「だっ、だめ、みどっ、ひっ、ぃあっ」
 弾け飛びそうな理性で抑えた声量は、けれど全く緑川の忠告を守れてはいなかった。そんな嫌がり方ではいけない。それは男を誘う拒み方だ。そこが感じるからもっと責めて苛めて弄んでくださいと、言っているようにしか聞こえない仕草だ。
「男に抱かれるのは、何度目です?」
 囁きごと舌を耳に滑り込ませる。耳殻をなぞって首筋をねぶると、舌先に感じるざらつきで総毛立っているのが解った。
「なっ、ぃ、そんな、こ、とっ」
 脇腹から昇ってこようとする緑川の手を、震える後藤のそれが捕らえた。縋った、と言った方が正しいかもしれない。せめてもの抵抗すら、あまりにささやかで甘い。
「それは奇跡だ」
 素直に驚嘆をこめて、緑川は言う。涙目を通り越して、ゆらゆらと目の縁に満ちたしずくがこぼれるのが見えた。屈辱か、喪失か、恐怖か、混乱か。何にせよ、男の征服欲をとどめるにはまるで効果のない涙だった。
「あんなに無防備でいたら、とっくに喰われちゃっててもおかしくないのに」
 今みたいに、ね。
 ぱたぱたと白くタイルを汚した後藤に、緑川の言葉が聞こえていたかどうかは解らなかった。




拍手

PR
NAME
TITLE
TEXT COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]