入稿はまだですが、本編は上がったのでサンプルをお届け。こんな感じの表紙です。↓
性描写がありますので、18歳未満のお嬢さんは閲覧・購入ともにご遠慮下さいね。
「しっかし、いつ『戻って』くるんだか。おい鰐野郎、俺のこと判るか?」
ぱし、とクロコダイルの頬を手の甲で軽くはたく。普段より血色のいい顔は、驚くほど熱かった。夜気にさらされ、幾分冷えた手が心地良かったのか、彼は胡乱な視線をドフラミンゴによこす。その唇が、動く。
「……ド…フ、ラ……ミン…ゴ……」
思ったよりもしっかりとした発音だった。一音を口にするだけで、随分体力を使っているようだが、てっきり意識不明に等しいと思っていたドフラミンゴは、感嘆の声を上げる。
「何だ、飛んではねェのか。まァ、人形にした奴をいたぶっても楽しかねェもんな」
商売柄、客の嗜好は知りぬいている。欲しい人種の指定から改造まで、えげつない注文は枚挙に暇がなくとも、初めから従順にしておいてくれと頼まれることは存外少ない。自らの手で鞭を振るいたい人間に、躾済みの奴隷は不要だ。暴力と陵辱に反応を見せない獲物も、またしかり。
しかし、せめて堪能な発話を取り戻してからでなければ、事情の説明もし甲斐がない。今日のところはとりあえず寝かせておこうと、ドフラミンゴはクロコダイルの衣服を脱がせた。
「あぐ……っ」
返事を待たず、髪を掴んで再度ひと息にねじこんだ。気道まで犯された喉が、本能的な反射でぐうと絞まる。抜き出そうとする首を許さず、浅い抜き差しを繰り返させる。快楽を求めるのではなく、口腔を嬲る意図をもって、ドフラミンゴはクロコダイルの頭を揺すった。
「んぐ、ぅっ、うぅっ、んっ」
交わっている最中のように、くぐもった水音が規則的に響く。幹をさすっていた手は離れ、短く切り揃えられた爪をドフラミンゴの腿に立てていた。継ぐ息すら乱され、けれど水の膜を張るクロコダイルの瞳には、悦楽が濃く滲む。いつの間にか押さえつける手が去っても、彼は変わらず愛撫に没頭していた。
「フフッ、そうだ、そのまま頑張ってろよ」
乱してしまった黒髪を整えてから、ドフラミンゴはゆるく腕をかざした。人形を繰るような独特の仕草で、長い指を繰る。その動作と連動して、クロコダイルの背が波打った。
「ふぁっ!? はっ、んんっ、う…!」
「やめんな。突いてやんねェぞ」
止まりかけた奉仕に釘を刺し、ドフラミンゴは引き続きクロコダイルを貫く張型を弄ぶ。一方は紛い物とは言え、上と下の粘膜をそれぞれ猛ったものに蹂躙され、彼はあからさまに感じ入っていた。
「あ…っ、んっ、ん、くふ…っ」
得られる快感をわずかも逃すまいと、抽送に合わせて腰が揺れている。言いつけを守って懸命に舌と唇を使う頭の外で、身体は際限なく貪欲になっていた。
「……ん、飲めよ……っ」
ドフラミンゴがそう言った直後、クロコダイルの口腔を占めていた幹から先端までが、ぎちりと張りつめて大きくぶれた。
薬でおかしくなった鰐をえろい看病(ていうかやたらいい目見てる)するドフラな本です。やってるか飯食ってるか風呂入ってるかのどれかしかしてません。犯罪臭蔓延してますが全編和姦ですよ。

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