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萌えた時に萌えたものを書いたり叫んだりする妄想処。生存確認はついったにて。
12 . July
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14 . February

今更な感じ満点ですが、ぎりぎりすぎて上げられてなかったので…。
各カプをちょっとずつ抜粋です。当然のように性描写があるので18歳未満の方の閲覧はご遠慮くださいね。






■コビドフ
「あーあー悪かったって。いいことしてやるから機嫌直せよ」
 思いがけずその声が優しかったので、コビーはつい顔を上げた。直後、ジッパーの擦れる音がした。
「うわ、あ!」
 意味のある言葉を口にすることすらできず、驚愕の悲鳴だけが部屋に響く。下半身が涼しくなって、外気に晒された息子をちらりと確認すると、コビーの顔はまた茹で上がった。
「ななななにしてっ」
「ん? だからイイこと」
 明らかに一度目とは異なるニュアンスを含ませて、ドフラミンゴが答える。おもむろにサングラスを外し、テーブルの上に置くと、彼は手早くくつろげたコビーの股間に顔をうずめた。
「うえ!? うわ、あ、あ、ぁ」
 ひっくり返りかけた叫びは徐々に小さく、弱々しくなっていった。驚きの臨界点を悠々と超え、コビーは逆に冷静になる。下着の中から取り出されて、温度差を感じていた昂ぶりが、今はドフラミンゴの口腔にすっぽりと納まっている。薄い唇が下生えに当たっているのが、視覚でも触覚でもよく解る。どう見ても自分のものが気道まで入っている。

■D兄弟ドフ
「あ、やべえ、どうしよう」
 宿題を忘れてきたようなノリで、ルフィが呟いた。人の話を聞いていたのだろうか。
「どうした?」
「ドフラミンゴ見てたら、勃った」
 指さされたルフィの下半身を、エースが覗きこむ。ドフラミンゴは頭の位置的に、見上げるような角度になった。どちらから見ても、ゆったりとしたパンツの中心は隆起し、俗に言うテントを張った状態になっていた。
「ああ、まあ生AVみたいなもんだもんなァ。ドフラミンゴのイき方エロいし」
「……おい、さりげなく俺に責任転嫁すんな」
 非常に理不尽な言い種に憤り、ドフラミンゴは後ろを振り向いた。
「普段怖いから、そういうとろとろした顔されると来るんだよ。言われねェ?」
 ぬる、と不意打ちに前を揉みしだかれ、身体が逃げようとする。それを追わず、張り出しまで肉が抜ける直前に一気に打ちこむと、途端に安定を取り戻した声ががたついた。
「っひ……! やめ、っろ、もう……っ」
 制止も空しく、律動は再開された。自分が達したら終わりだと思っていたドフラミンゴは、エースがいつもの調子で事を進めようとしていることを知って、焦燥に駆られる。勃たせた弟を傍らに、最低あと二、三回こなそうというのか。弟を気遣うつもりはかけらもないが、兄としてそれでいいのか。

■鰐ドフ
態をつききる前に耳元で笑われる。甘い葉巻と香水の匂いが交わって、酔いそうにけぶった。
「勃たせといて減らず口叩くんじゃねェよ」
 裏側から肉の線を辿るように、クロコダイルの指が這う。今日初めて触れられた昂ぶりは、疑いようもなく熱されていた。薄い耳朶をひと噛みして、あっけなく彼は身を離す。ウェットティッシュで手を拭い、ベッドから降りる。
「支度しろ、出かけるんだろう」
 言われたことと自分の状態が噛み合わず、ドフラミンゴは束の間固まる。ネクタイを締め、ジャケットに袖を通すクロコダイルを呆然と見つめ、冷たい一瞥で急かされる。
「っな、待て、よ、まさか、このままっ」
「このままだ、ドフラミンゴ君」
 買い物が終わったら抜いてやる。
 甘ったるい毒を含んだような声音で囁かれて、ドフラミンゴの血の気が下がった。

■くまドフ
 食べ終わった後の片付けは自分でやれと言ってあるので、彼は渋りながらも台所に立つ。ぎゃあ、と冷水に触れた悲鳴が聞こえてくる。洗い物をしてきた主張をするように、冷えた手を押し当ててこようとするので、本の背で払った。面白くなさそうな顔をして、ドフラミンゴはくまの前に滑りこんだ。
「邪魔だ」
 一応文句は言ってみるが、効果はない。仕方なく、懐にドフラミンゴを入れたまま読書を続行する。
「お前さァ、いい加減俺と寝てみねェ?」
 潔いほどけだものな誘い方で、彼が見上げてくる。ドフラミンゴとは、初めて彼の隣に入った住人からの騒音苦情を届けに行って以来の付き合いで、短くはない。しかし何がいい加減なのか。


鰐とD兄弟には本当に申し訳ないことをしたと思っています。

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