今起こったことをありのままに話すぜ! 俺は突発原稿を打とうとポメラを開いたら、出来てたのは女体化ドフ鰐の18禁文だった…!
本当に本出す気あんのかお前。 (すんませんほんとすんませんごめんなさい)
というわけで、何故か書きあがってしまったドフ♀鰐のやってるだけ文です。過去日記のドフラに「あげたエロい下着会議に着てきて」って言われてすったもんだの挙句、ほんとに着てくることになってしまってやだ…どきどきしちゃう…!ってなってる鰐と、そんな鰐にぞっこんな変態紳士ドフラのえろパートのみ(しかも途中から)です。とりあえずいかがわしいランジェリー着けてる女鰐がドフラといちゃえろしてることを押さえて頂けば大丈夫です。
注意
*女体化えろです(普通に男女の性描写です)
*拙宅内最高糖度のバカップル(書いてて自分で砂リバースした)
*肉体年齢が18歳未満の方はご遠慮下さいね!
上記注意書きを読まれた方は続きからどうぞ。
「ね、跨ってしゃぶってよクロコちゃん」
かたい指で顎の輪郭を辿るように撫でられ、それだけでクロコダイルの興奮は高まる。触れられたところからひとりでにじんと疼き、ドフラミンゴを欲しがる身体の奥へ沈んでゆく。
「…………ん」
沈黙は羞恥を押し切るまでの間だ。辛うじて聞こえる程度の声で、短く首肯すると、クロコダイルは寝そべった大きな恋人の胴を跨いだ。
見下ろした股間は、布地の上から触っただけで硬い熱が伝わってくる。紐を解き、ズボンの前をくつろげて、彼女はゆっくりとそこへ顔を近づけた。前腕をドフラミンゴの腹に預け、上体を倒す。先端の割れた溝を舌先で拭うように一舐めしてから、上下の唇と擦らせずるずると口腔の奥に導いた。
「ふ………っん、ん…ぅ」
とても全てを呑み込むことはできず、けれどクロコダイルは出来る限り深くまで滾る肉を咥えたくて、張り出した先端が喉を衝くまでぐうと納める。上顎の内側を滑って、やわらかな軟口蓋の感触に気付いたドフラミンゴは、向けられた尻から腿を撫でながらなだめる。
「無理しなくていーって、窒息しちまうだろ」
ディープスロートを会得しても、根本まで迎えられるかどうか解らない質量である。マスターしたいならば止めはしないが、感じやすくて自分とのセックスが好きだという恋人の現状に既に満ち足りているドフラミンゴには、特にそこは重要ではなかった。
口で愛撫をして欲しいと頼むのも、懸命に自分を昂ぶらせようと没頭するクロコダイルが見たいから、というのが第一義だ。生来努力家であるため、最近は確実に上手くなって来ているが、それでも手管で言えば正直まだまだである。舐めてくれること自体に意味がある、としみじみドフラミンゴは思う。恋人の悩殺アングルを全視界に展開させつつ、口淫を施されているのに、物思いにふける余裕があるのは経験のなせる業だろうか。
「あんまり無理するとお仕置きするぜ?」
豊かな肉置きの腰を、先ほどよりねっとりとした手つきで撫でると、クロコダイルはぴくりと震えた。履いたままのスラックスの下、ドフラミンゴが暴きたい奥は、きっともう潤んでいる。どれを着けてきたかはまだお楽しみだが、今まで贈ったその手の下着は、一様に秘所を覆う布地が皆無なものばかりだから、眼前に見える縫い目の裏はもうとろりと濡れているかもしれない。会議中に横目で窺ったクロコダイルの様子を思い出し、ドフラミンゴは唇を舌で湿した。
「なァ、海兵どもに噂されてたぜ。今日のサーはセクシーだって」
じゅ、と音を立てて充血した肉を啜っていたクロコダイルが、ほんの束の間止まった。セックスの最中の彼女は、感情の機微が解りやすい。不安と戸惑いにぎこちなくなる舌の動きは、その最たる反応だ。
「大丈夫、何も感づかれてねェって。クロコちゃん、いつも通りの完全装備だったじゃん」
分厚い毛皮のコートにベスト、その下にシャツ、とどめはアスコットタイ。どんなふしだらな下着を着けていても、周りがそうと気付くことなど万にひとつもない。戦々恐々だったに違いない本人には申し訳ないが、安全すぎて羞恥プレイにもならない。もっとも、プライドの高さと羞恥心が綺麗に比例している彼女にとっては、立派な辱めだったのだが。本当に嫌な頼みなら拝み倒しても聞いてくれないと知っているので、ドフラミンゴに罪悪感はない。
「……二度と着ねぇ、こんな、の……」
息を継ぐ合間に、クロコダイルは消え入るような主張をする。ええー、と大袈裟に嘆きの声を上げながら、ドフラミンゴは両手を彼女の下に滑り込ませた。あからさまに跳ねる身体の期待(本人は警戒だと言い張るだろうが)には応えず、上下逆になったベストのボタンを器用に外してゆく。その向こうにまだ待っているシャツは手をつけずに、薄い絹を隔てたまま、やんわりと乳房を包み込んだ。
「……っん、ぁ……っ」
てのひらをやわらかく押し返す弾力の頂が、繊維にこすれて唇が離れる。硬く熟れたちいさな先端を見つけ、人差し指と中指がそこを捕らえた。
「や……ドフラミンゴ……っ」
きゅうとつまみ上げ、爪の先でこまかく引っかいてやると、クロコダイルは魚のように背をしならせた。布越しのもどかしさが、却って快感の呼び水になっているようだ。指先の妨害に屈するまいと、彼女は再度育った肉を含んで舐りだす。唇を絞めて抜き差しし、口の中で舌を絡めて吸い上げる。ホント巧くなったなァ、と感慨に浸るドフラミンゴは、しかし自分でしたお願いを遂行させる気は毛頭ない。
すり合わせるような手つきで乳房の先を弾いた後、彼はその手をスラックスの縫い目に這わせた。つう、と指先で腰の上部から辿り、降りてゆくに従って、速度を落とす。息を詰めたクロコダイルは、その瞬間を待っているように見えた。
そして、長い指は的確に、彼女の秘所をノックした。
「あ……っ、ん、あぁ…っ」
お伺いを立てるように数回軽く叩き、その付近で指を往復させる。決して薄くない布地は、すぐに湿って潤いの出所を示すように貼りついた。
「かっわいー、すげェぐしゃぐしゃになってる」
このまま弄っていれば、指までしとどに濡れそうだ。限界まで焦らされて、熱をはらんだ瞳から涙をこぼすクロコダイルも非常にそそるのだが、それをやってしまうと事が終わった後で臍を曲げられてしまうので、ここは適度に反応を愛でるだけにする。
「ん、んっ……ふ、ぁっ、や……っ」
口に入れていられなくなり、せめてとクロコダイルは添えていた右手でドフラミンゴを扱き立てる。時折思い出したように、傍らに落とした頭を寄せて舌を這わせたが、露わにされた白い腿に指が割って入るとそれもできなくなった。
「下がこれだと、えーと、レース多めな奴だっけ?」
ウエストの両側から、双丘の谷間へと伸びている白い紐を避け、ドフラミンゴは親指でそこを拡げる。
「あー……っ、あ…ぁ…っ」
くぷ、と控えめな、けれどはしたない音を立てて、クロコダイルの花弁が指を呑み込んでゆく。根本まで埋め、のたうつ指の関節でうち震えるなかを確かめて、ドフラミンゴは緩慢に抜き差しを始めた。
「もしかして、今日すげェ興奮してる?」
びくびくと過敏に収縮する粘膜は、いつもより更に感じやすいように思う。最早ドフラミンゴのやりやすいように膝を立てているといった体のクロコダイルは、上気したまなじりを彼に向け、ためらって逸らした。つくづく解りやすい。
「……ってめェ、の、せいっ……アッ」
「はいはい、クロコちゃんがこんなにやらしくなったのは全部俺のせいですよ」
さしたる抵抗もなく、二本目も入った。差し込んだ指の間から、あふれた透明な蜜がとろりと伝う。きりなく湧く潤いをはね散らかすように、激しい動きに切り替えて愉悦を送り出す。
「あ、はっ、あぁっ、やだ、いやだ、ドフラミンゴ…っ!」
最後に残った膝すらがくがくとわななかせて、クロコダイルが懇願する。頭痛がするほど甘く強い刺激と、自分の中から立つ淫らがましい音に、有無を言わさず高見へ引きずりあげられる。イきそう? と尋ねながら抜き差しを速めてくるドフラミンゴに、彼女はかぶりを振った。質問の否定ではなく、意思表示として。
「やっ…だ…っ、……たいっ、いれたい……っ」
ずっと勢いを失わない猛りに触れていながら、繋がらずに達してしまうのが、クロコダイルは嫌だった。欲しいものがそこにあるのに、自分のものであるはずのそれを与えられないまま昇り詰めることを拒んでいる。カスタードのようにとろけている彼女の頭は、正気に戻った時死にたくなるほど恥ずかしいことを口走っているとは気付いていなかった。
「……うわ、ちょっとそれ反則じゃねェの」
プライドのリミッターが外れたクロコダイルのおねだりは、ドフラミンゴの何かのリミッターも外した。ぷつん、とかぷちん、とか、そんな音を立てて弾け飛んだ制止力の名は、俗に理性という。
肘を立ててずり上がり、上体を起こしながら、彼は充分に準備の整った恋人を抱え上げた。
そして、落とした。
「ふ、ぁ――――ぁああぁあっ!」
こぼれる蜜の口に栓をするように、ドフラミンゴはひと息にクロコダイルを穿った。膝の上に座りこむ恰好になった彼女は、自重でこれ以上ないほど深く杭打たれ、はくはくと唇だけで喘ぐ。貫いた側はと言えば、立て続けにやってくる吐精をねだるような締めつけを、背筋を震わせてやりすごしていた。
「……っは、ぁ………は……っ」
くたりと力を失くして凭れかかってくる恋人が、まだ絶頂の余韻に浸っているうちに、ドフラミンゴは腿の裏へと手を滑らせる。浅く揺らし、無心に繰り返される荒い呼吸を、徐々にもう一度嬌声へと変えてゆく。濡れた粘膜を打ちつける即物的な音が再び部屋に響き、涼しい色をしたクロコダイルの声音がまた上擦り始める。前に倒れて後ろから、ひっくり返して正面から、堪えきれないようにシーツを掻く彼女を助けるように横から。
色だけは清楚な下着を纏ったまま、極まって首に取り縋るクロコダイルを抱きしめながら、ドフラミンゴはぼんやりと思う。
――――定番プレイにしよう、これ。
恋人と愛と性欲で危険水域を超えた頭でも、そのどれかひとつが含まれていれば物は考えられるようだった。

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