現実逃避したいのが妄想にまで反映されてるのか、バイト帰りに降ってきたゴム鰐も昨日に引き続きドパラレルでした。駆け出し魔法使いのゴムと高位悪魔の鰐とか…OPの世界観ちょっと帰ってきて…。
じいちゃんまでは由緒正しい王宮仕えの魔道師だったのに、ドラゴンが突然世界を見てくるとか言って出奔してしまい、その息子のルフィも一生城が仕事場なんて絶対やだとかだだこねては叱られてます。宮廷魔道師の仕事は神殿の管理や結界のメンテナンスなんですが、そもそもルフィにはそっちの才能が全くないという。(しかし全然やりたくないので気にしてない)力のキャパだけは無尽蔵にあるんだけどその加減の仕方が解らなくて、崩れた結界張り直そうとして逆にぶち破っちゃったりとかする子です。
そんなベタなラノベ主人公ポテンシャル(身も蓋もない)なルフィが、お前がやると何が出てくるか解らんからやめてくれって言われてた召喚陣を描いてみたところ、出てきたのが鰐だったという…。あれこれ読んだことないけど本当にどこぞのラノベで…ゼロの使い魔…?
難しい魔法陣とか理論とかがめんどいので、初級者用の簡単な陣を描いたつもりが、開けっ放しの窓から入ってくる風でお手本の教科書がめくれていって、それにルフィは気付かないので段々複雑になり完成した時本人もちょっと首を傾げます。普通の魔法使いが見たらもうちょっとおかしいじゃすまないっていうか「お前どんだけ大物狙ってんだよ死ぬの死にたいの!?」並の間違いなんですが気にしないで召喚実行。そして出てきたのが、強くて賢いけど契約の代価(命とか体の一部とか)がべらぼうに高くて狡猾な上に傲慢で扱いづらいので長らく召喚されてなかった鰐です。
久しぶりだし呼びつけやがった人間の馬鹿面でも踏んでくるかとか思いながら人間界に出てきた鰐は、悪魔呼ぶのにそとは昼だわ(夜中過ぎにやるのが常識だろうが)周りはどうみても普通の魔道師部屋だわ(祭壇すら組んでねぇだと)極めつけに呼んだ本人が生まれて十数年しか経ってないガキだわ(一人前ですらねぇじゃねぇか)でもう何から怒ればいいのか解らない状態になります。結果的にルフィをしこたま怒鳴りつけて一旦帰るんですが。
まあそれでもなんだかんだで契約した後はゴムを色々助けてやったりします。実技試験の直前対策とか。(ザッツ宝の持ち腐れ)鰐がビジネスライクかつ超上から目線で接するのに対して、ゴムはそれを気にすることもなく新しい友達出来たーみたいなノリで付き合ってます。それでなんかこう、段々面白いいきものを見るような目になってきて終いには餌付けとかし始めるといいよ。ゴムの力と技術のアンバランスさは最早奇跡だと思ってるといいよ。
そんな中で内乱とか暴動とかのごたごたが起こって、名門魔道師の後継という理由でルフィが襲撃されるんですが、そんな時に限って鰐を呼びません。(友達に自分の代わりに戦ってもらうなんて死んでも嫌だから)当然多勢に無勢で反乱軍の前に倒れてしまうんですが、契約者の命が契約成立前に危なくなると強制的に召喚される条項に基づいてここで鰐が出陣します。半死でぐったりしてるゴムを見て鰐ガン切れ。俺の主に何してくれてんだクズどもがと吼えて瘴気という名のサーブルスで敵を一掃するチート的な展開に。絶対的な強さ大好き…。
どんなに位が高くても悪魔は人を治療する力は持てないので、せめて痛みを麻痺させてじいちゃんのところまで運んであげるといいんじゃないかな。じいちゃんはそこで初めて孫がとんでもねえものと契約してることを知って、思わず重態の孫の頭を拳骨で殴りそうになるよ。でも意識が戻るまでベッドの傍らでまんじりともせずに見守る鰐に複雑になるよ。
ていうかここまで書いてやっと気付いたんですが、ゴムから恋愛フラグ 出 て ね え ! いやあのえっと大丈夫ですもうすぐゴムも思春期なんで無駄にえろい鰐の仕草にどきどきし始める筈です…!
設定組むのが大好きなので、悪魔と魔法に関する設定はまだまだあるんですが流石に語りすぎだろう…。高位の悪魔であればあるほどたくさんの異名と称号を持ってます。爵位もあります。ただサーを爵位にするとあんまり偉くないのでここでは苗字にしておきたいところ。
ベースはキリスト教圏の悪魔ですが、アスモデウスとかアスタロトとかの既存の悪魔の名前は称号扱いです。能力と実力で与えられたり、その称号をもってる奴から剥奪したり。ちなみにドフラミンゴは”アスモデウス”ドンキホーテ・ドフラミンゴです。称号まで名乗るなら名前の頭に付けるとかなんとか。何でアスモデウスかと言えば情欲だから!(酷い)鰐はベリアルかなあ…。
あと妄想には出ることはないんですが、くまはファンタジーで人外ならメタトロンだと思います。あの子めっちゃでかいんだぜ…。

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