忍者ブログ
萌えた時に萌えたものを書いたり叫んだりする妄想処。生存確認はついったにて。
30 . April
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

22 . October
ついしょ短文再録。すごく…俺得です…。
ヒデゴト本を読んだら秀和さんを犯したくなったので鬼畜後藤さんにご出陣頂きました。
秀和さんがちょっと窒息してるのでご注意ください。
あと一応入ってるので大人のお嬢様だけお願いしますー。

























 息ができないようでしたら、僭越ながらお手伝いさせて頂きます。
 常は糊のきいた襟の内側に行儀良く納まっているそれが、じかに首へと巻きつき、しなやかに絡む。頭が転げるかと思うほどの強さで後方へ持って行かれ、同時に視界がブラックアウトした。酸素の供給が絶たれたと事態を把握するより速く、シーツを掻いていた指が己の喉に爪を立てる。抗うさまを捉えて、拘束は速やかに弛んだ。
 横隔膜を波打たせ、何度も咳き込むその背を優しく撫でて後藤が笑う。笑いながら、再びネクタイの端を指で引く。窒息によって必然的に収縮する粘膜が、体温に溶けたゼリーのせいでぐちゃりと鳴る。快い刺激を受ければ、突き上げたくなる。だから後藤はそうした。
「ぐ、ぅ! ……っ!」
 喘ぎというより、奥歯で磨り潰した呻きの残骸だった。内側から内臓を擦られるたび、圧迫感が喉までせり上がっては溢れだしそうになる。逃れようと前にいざる膝は許されず、また気道が塞がれる。そのまま下腹の裏側を削られるように打たれて、吠える獣の曲線で背がしなった。
「ああ、こういう抱かれ方もお好きなんですね。早く試して差し上げればよかった」
 慢性的になりつつある酸素の欠乏に、涙どころか唾液まで拭うこともできず、まるめた体に圧しかかる重みがある。ぐずりと粘膜同士を繋げきって、それだけでは飽き足らず前にも指をからめてくる。
「満足されるまで、何度でもお付き合いさせて頂きますよ。浅倉副社長」
 柔和な声で語りかけてくるこの男は誰だ。
 数十分前まで共にいた、若輩のジェネラルマネージャーはすでにどこにもいなかった。





拍手

PR
NAME
TITLE
TEXT COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]